Adobe FireflyとPhotoshop

昨日、生成AIのメリット・デメリットと活用方法について書いたばかりでしたが、今日確認したところ、2023年9月14日にAdobe Fireflyの製品版がリリースされていました。
Adobe Fireflyのメリットと期待なんかを書いておきたいと思います。

Adobe Fireflyは著作権を気にしなくてよい

Adobe Fireflyの一番のメリットは、なんと言っても、規約の範囲内であれば著作権を気にせず、商用でも利用可能なことかと思います。
Stable Diffusionでは、学習データの著作権が問題となっていましたが、Adobe Fireflyの場合は、すべて学習データとして利用されることが許諾されている画像に基づいて学習しているようです。
そのため、我々利用者が著作権に頭を悩ませることなく使用できます。

この使用範囲は、個人利用だけでなく、商用利用も含まれます。
クリエイティブ界を牛耳ってきたAdobeだけに、さすがです。

Photoshopでも使用できる

Adobe Fireflyのすごいところは、Photoshopでも使用できることです。
チュートリアル動画を見てみましたが、空の色を変えたり、山の形を変えたり、本来は存在しない建物を建てたりすることができます。

これまでも、PhotoshopやAffinity Photoでは、空の色を変えることはできました。
ただ、それはトーンカーブをいじって、自分の目で色を変えていくという方法でした。

また、これまでは障害物を消し去ることはできましたが、AIのおかげで逆に存在しない建物を建てることもできるようになりました。
上述のように、山の形を変えることもできますし、川の大きさを変えることだってできます。

今までは、建物を建てようと思えば、元画像を切り抜いて前景と背景を別々のレイヤーに置き、その間に建物のレイヤーを置く、といった、非常に手間の掛かる作業が必要でしたが、当然、そうった作業も必要ありません。

Adobe Fireflyを活用すれば、イラストレーターの手間が一気に減らせるように思います。
一方で、一般人にとっても画像編集が一気に身近になったように思います。
これがさらに進んでいけば、イラストレーターも職を奪われるかもしれません。
そうは言っても、現時点ではAdobe Fireflyも完璧ではないため、できあがった画像を補正するといったことも必要なわけですが。

今後は

この1年ほどで、ここまでイラストが身近になるとは思いもしませんでした。
今後は、簡単な資料に挿絵を入れるときなんかも、生成AIを活用していけるようになりましたし、活用していくべきだと思います。

このところ、世の中の挿絵は「いらすとや」ばかりで違和感がありました。
生成AIのおかげで、少しは「いらすとや」も下火になるでしょうか。

「いらすとや」さんは非常に素晴らしい仕事をされていると思いますが、みんながみんな、同じものを使う必要はないと思います。
また、厳密には「いらすとや」は著作権を放棄しておらず、1度に20枚以上のイラストを使用する際には許可が必要だったはずです。

大学で学生にプレゼン資料を作ってもらっても、常に「いらすとや」ばかりだったため、どこかで一度Adobe FireflyやStable Diffusionの使い方をレクチャーしたいなと思います。
Stable Diffusionも著作権問題は依然として存在していますが、個人利用であれば問題ありませんので、併用して使用していくのがよいかと思います。
何より、Stable Diffusionは環境さえ整っていれば、無料で使用できますので。

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