自分が子どもだった頃から、ずっと「読書離れ」が叫ばれているように思います。
実際、私もそこまで読書量は多くありません(むしろ少ないと思います)。
研究に関するものは読みますが、小説とか新書とかは、月に1~2冊くらいのペースでしか読めません。
そもそも、「読書離れ」と言うと「少しずつ離れていっている」感じがしますが、すでに現在完了形で「離れてしまっている」というのが現状を正確に表しているのではないかと思います。
読書はなぜ必要か
そもそも読書量の多くない私が言うなという話ですが、読書の必要性は日々感じています。
まず表面的な話として、新しい文字や熟語を覚えられます。
それに、書き手によって異なるさまざまな文体に触れることで、自分が文章を書く際も文章の深みが増すように思います。
書き言葉と話し言葉には違いがありますので、書き言葉に慣れるというメリットもあります。
そう言えば以前、講義中に「パイを奪い合う」だったか「パイを分ける」だったかという表現が出てきて、学生からその意味がわからないと言われたことがありました。
限りある資源を奪い合ったり分け合ったりする際に使用する比喩ですが、日常会話やネット記事ではこういった文章表現にであることはないのでしょう(たとえ知らなくても意味を想像してほしかったのですが)。
他には、集中力が増すといった効果もありそうです。
スマートフォンやタブレットなどの電子端末とは異なってインターネットに繋がっていない(繋げようのない)本を読んでいる間は、本を読むことだけに集中しなければなりません。
本を読み始めると、他にも周囲の些細なことが気になり始めるわけですが、そこをぐっとこらえて本を読み続けることで、集中力が増すように思います。
なんとなく、瞑想に似ているような気がします。
そんなこともあり、読書は必要だと思っているわけですが、当の私もなかなか読書の時間を作れていません。
今後読書ブームは復活するかも
現在、自分も含めて世間の読書習慣は「離れてしまっている」状況ですが、今後は改善していくのではないかと思っています。
なぜなら、しばらくの間、新たに面白いものが誕生する可能性が低いと思うからです。
あくまで個人的な感想ですが、最近はYoutubeなどのコンテンツも以前ほど引きつけられるものではなくなったように思います。
テレビが面白くないと言われて久しいですが、Youtubeなどもその傾向にあると思います。
コンプライアンスとか、そういったことに配慮した結果なのか、それともユーチューバーのクリエイティビティが底をついたのかわかりませんが、とにかく面白みに欠けます。
私は熱心なゲーマーではありませんが、ゲームも昔に比べて面白さが半減しているように思います。
最近のコンピュータ・ゲームなんかは、昔とは比べものにならないほどリアルなグラフィックスですが、内容は昔の焼き回しだったり、昔よりも劣化していたりします。
これも理由はわかりません。
単に自分が成長したから(あるいは退化したから)か、本当にコンテンツが劣化しているのか。
本当のところはわかりませんが、とにかく面白くなくなってきています。
もし、テレビの内容も動画配信サイトの内容もゲームの内容も面白くないとなったらどうでしょうか。
体を動かすのが好きな人は、キャンプに行くかもしれません(ソロキャンとか流行っていますよね)。
あるいは、カメラを持って歩き回るかもしれません。
一方、インドア派の人が家でできることの筆頭と言えば、読書ではないでしょうか。
もちろん、絵やイラストを描いたり、縫い物をしたりと、他にもできることはあります。
しかし、読書ほど手軽なものはないと思います。
本は、古典から現代のものまで、小説から実用書まで、さまざまなものがあります。
それこそ、Youtubeの全動画数を合わせても到底足りないほどではないでしょうか。
これだけインターネット上のコンテンツが面白くなくなってきたら、再び読書ブームが訪れるのではないか、というのが私の考えです(ひょっとしたら今後、現在では考えつかないほど面白いものが現れるかもしれませんが)。
読書に加えて、書くことも必要
読書に加えて、書くことも必要だと思います。
たまに小説を書くことを趣味にしている人がいますが、小説でなくとも日記くらいは書いた方がよいと思います。
パソコンでも手書きでもよいですが、とにかく書くことが必要だと思います。
なぜかと言えば、書くことで文章はうまくなるからです。
大学1年生のレポートなんかを見ていると、このブログのように話し言葉で書かれているレポートが結構あります。
友だちに送るLINEメッセージではないので、やはりそこは書き言葉で重厚感を持たせて書かなければなりません。
重厚感のある文章には、説得力も生まれます。
重厚感のある文章を作るためには、語彙力と背景知識の両方が必要になるからです。
ここで言う語彙力とは、コロケーションまで含めての話ですが、そうすると実際に書いてみないことにはその訓練はできません。
社会に出て必要な文章力とは、相手を説得させる力です。
確かにプレゼン能力も必要ですが、そもそもプレゼンにこぎ着けるためには書類選考を突破しないといけません。
なんとなくつれづれなるままに書いてみましたが、今後「読むこと」が再びブームになるかもしれないし、「書くこと」を趣味にすれば相手も説得できて一石二鳥かもしれないというお話でした。

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